ミナミクジャクガメ
( アカミミガメ属の一種) 学名 : Trachemys dorbigni 属 : アカミミガメ属
ミナミクジャクガメ, ( アカミミガメ属の一種)
学名: Trachemys dorbigni
属: アカミミガメ属
説明
ブラジルでtigre d'Ãgua(ポルトガル語で水の虎の意)として一般的に知られているドルビニースライダー(Trachemys dorbigni )は、アオウミガメ科アオウミガメ属の一種である。ブラジル南部、アルゼンチン北東部、ウルグアイに生息する。公称亜種のほかに、Trachemys dorbigni brasiliensisという亜種がある。
一般的な情報
寿命
20-30 years
食事
ミナミクジャクガメ は雑食性が強く、植物と昆虫を主食とする。水生植物、軟体動物、甲殻類、昆虫類など、食餌のかなりの部分を占めており、食餌の適応性とニュアンスを優先している。
外観
ミナミクジャクガメ は中型の淡水ガメで、甲羅は大きくドーム状で濃い模様があり、胸甲は薄い。成体はくすんだ緑褐色だが、幼体は明るい緑色の甲羅に黄色の筋や斑点がある。皮膚は黄色い点状の斑点があり、全体の暗色を引き立てている。雌雄同体で、成体の雄は小さく、爪は長く湾曲している。
行動
ミナミクジャクガメ は主に単独で行動する種で、水辺で独特のひなたぼっこ行動をとる。特筆すべきは肉食性で、小さな水生生物を捕食する。交尾の儀式では、オスが尾をフリフリしたり、鼻をナデナデしたりするのが特徴。縄張りを激しく守り、攻撃的な姿勢で貝殻をぶつけることもある。