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ナイリクタイパン
( タイパン属の一種) 学名 : Oxyuranus microlepidotus 属 : タイパン属
ナイリクタイパン, ( タイパン属の一種)
学名: Oxyuranus microlepidotus
属: タイパン属
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説明
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インランドタイパン(Oxyuranus microlepidotus)は、一般にニシタイパン、スモールスケールドスネーク、または獰猛なヘビとしても知られるタイパン(Oxyuranus)属の非常に毒の強いヘビで、オーストラリア中央東部の半乾燥地域に生息する固有種である。これらの地域に住むオーストラリア先住民は、このヘビをダンダラビラと名付けた。このヘビは1879年にフレデリック・マッコイ(Frederick McCoy)によって初めて記載され、1882年にはウィリアム・ジョン・マクレー(William John Macleay)によって記載された。
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一般的な情報
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寿命
15-25 years
外観
ナイリクタイパン は、滑らかな鱗を持つ大きくて丈夫なヘビである。体色は一般にオリーブ色から茶色まで様々である。尾の近くに独特の帯状の模様が見られることもある。まぎれもない特徴として、体の大きさに比べて頭部が著しく小さいこと、非常に強力な毒を持つことなどが挙げられ、世界最凶のヘビのひとつとなっている。年齢、性別、亜種による見た目の違いはない。
行動
ナイリクタイパン は、地面から体を起こして攻撃する独特の防御姿勢で知られる。攻撃的で単独行動する種であり、外乱に対しては攻撃前に大きな声でヒスを鳴らす。その毒の強さで知られ、乾燥した生息地での生存は小型哺乳類や鳥類の捕食によって容易になっている。