ニホンヒキガエル
( ヒキガエル属の一種) 学名 : Bufo japonicus 属 : ヒキガエル属
ニホンヒキガエル, ( ヒキガエル属の一種)
学名: Bufo japonicus
属: ヒキガエル属
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説明
体色は褐色、黄褐色、赤褐色などで、白や黒、褐色の帯模様が入る個体もいる。体側面に赤い斑点が入る個体が多く、背にも斑点が入る個体もいる。 B. j. japonicus ニホンヒキガエル 体長7-17.6センチメートル。鼓膜は小型で、眼と鼓膜間の距離は鼓膜の直径とほぼ同じ。 B. j. formosus アズマヒキガエル 体長6-18センチメートル。鼓膜は大型で、眼と鼓膜間の距離よりも鼓膜の直径の方が大きい。 亜種アズマヒキガエルの幼生は全長3センチメートルで、体色は黒色や濃褐色。 四六のガマと呼ばれるが、前肢の指は4本、後肢の指は5本。繁殖期のオスにはメスを抱接する際に滑り止めとして後肢にコブ(婚姻瘤)ができるためそれを6本目の指と勘違いしたと思われる。
一般的な情報
寿命
5-8 years
食事
ニホンヒキガエル 主に小型の無脊椎動物を食べる。ミミズ、甲虫、アリなどを食べ、外骨格からタンパク質や必須栄養素を摂取する。この種は夜行性で、夜に獲物を狩る。
外観
ニホンヒキガエル は中型のヒキガエルで、乾燥したイボ状の皮膚に覆われている。背中に2本の明瞭な褐色の縦縞があり、その周囲は緑がかった黄色を基調としている。オスはメスより小さく、繁殖期には喉に声帯嚢を見せる。翅、角、尾はない。
行動
ニホンヒキガエル 夜行性で、夕暮れ時に現れ、さまざまな無脊椎動物を捕食する。繁殖期以外は単独行動をとる。この種は独特の防衛行動をとり、威嚇されると有毒物質を分泌する。縄張りを示したり守ったりすることはなく、邪魔されない限り同じ場所に留まる。
個体数
Decreasing